南海線・地下鉄堺筋線 天下茶屋駅西口から和歌山方面へ徒歩1分天下茶屋 あみ皮フ科クリニック

当院では下記の疾患を含め、幅広いお肌のトラブルに対応しております。

治療についてAbout treatment

あみ皮フ科クリニックは、保険取扱医療機関で、皮膚科専門の医師が診察します。小さいお子さんから年配の方まで、幅広い皮膚の悩みに対応しております。皮膚の疾患は、初めは軽度なものでも、進行すると治療が長引いてしまったり、跡になって残ってしまったりする場合もあるので、早めに当クリニックにご相談下さい。

また、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患には専門外来を設け、予約制で詳しくお話を伺ったうえで、治療方針を決定しています。その他、アレルギー検査や皮膚手術にも対応しています。
皮膚手術・皮膚生検について

皮膚手術・皮膚生検についてFor skin surgery, skin biopsy

粉瘤(アテローム)、色素性母斑(ほくろ)、脂漏性角化症、軟性線維腫、脂肪腫、皮膚線維腫などの日帰り手術を予約制で行っております。また、診断を確実なものとするために、病変のある皮膚の一部だけを切除する皮膚生検を行うこともあります。

手術や生検で切除した皮膚組織については、良性/悪性の判断や皮膚の変化を詳細に調べるために皮膚組織診断を実施しますので、より詳しい情報を得て、診断の確定に迫ることができます。

当院では年間100件を超える皮膚または皮下の腫瘍切除術を行っています。手術の所要時間は30分前後で、約1週間後に抜糸が必要となります。手術後は当日もしくは翌日から洗顔やシャワーが可能となる場合が多いですが、部位や大きさ、手術の内容によって異なりますので、手術の際に詳細をスタッフからご説明いたします。
治療について

主な疾患Disease

アトピー性皮膚炎

表皮、中でも角層の異常に起因する皮膚の乾燥とバリアー機能異常を伴い、多彩な刺激反応及び、アレルギー反応が関与して生じます。慢性に経過する炎症とかゆみをその病態とし、患者様の多くはアトピー素因を持ちます。
治療法
生活習慣指導、外用薬(ステロイド)、内服薬(抗アレルギー薬など)、中波紫外線療法

じんましん

突然かゆみを伴う膨疹(蚊に刺されたような発疹)が全身にでき、しばらくすると跡形なく消えてしまう病気です。その原因は皮膚の肥満細胞から分泌される、さまざまなケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)が関与していると言われ、アレルギー性のものから、物理的刺激、食べ物など要因は様々です。アレルギー性が疑われる場合は採血で特異的IgEを測定するなど、原因を追究することができます。
治療法
内服薬(抗アレルギー薬など)、外用薬(ステロイド)

湿疹・かぶれ

外からの刺激物質や抗原(アレルギーの原因)が皮膚に触れることによって発症する湿疹性の炎症反応です。 臨床だけでわかる典型例もありますが、疑わしい場合はパッチテストを推奨しています。
治療法
かぶれの原因の除去、外用薬(ステロイド)、内服薬(抗アレルギー薬など)

にきび

思春期や青年期に過剰な皮脂分泌が原因で、毛穴が詰まることによる炎症によって顔、胸、背中などに生じる吹き出物のことです。 炎症が強い場合は赤みが長引いたり、クレーターになるなどニキビ跡を残すことがあるので、早めの治療をお勧めします。
治療法
生活習慣の改善(食事や洗顔の方法、ストレスなど)、外用薬、内服薬(抗生剤)、ノンコメドジェニックの化粧品
保険外診療ではケミカルピーリング、クリアタッチS、Tixel

乾癬(かんせん)

少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色の鱗屑(りんせつ)が付着して、ふけのように剥がれ落ちます。頭、肘、膝などの皮膚のこすれやすい部分に多く、爪などを含め全身のどこにでも起こりえます。遺伝的要素に様々な環境因子(生活習慣やストレス、感染症、薬剤など)が加わると発症するといわれています。人にうつることはありません。
治療法
生活指導、外用薬(ステロイドと活性型ビタミンD3)、内服薬、中波紫外線療法

水虫

白癬菌というカビの一種が皮膚に感染しておこる病気です。足指の間や足の裏、足の爪、陰部などに多く、皮めくれ、ジクジク、水ぶくれ、角質増加、かゆみなどが生じます。爪に感染した場合は、白濁や肥厚が見られます。顕微鏡検査にて白癬菌を確認します。
治療法
抗真菌薬の外用薬、内服薬

たこ・うおのめ

足の裏などの皮膚の同じ部位に繰り返し摩擦や圧迫が加わることによって、皮膚の表面の角質が厚くなった状態です。足の形や不適切な靴、歩行姿勢などが原因で生じ、原因が除去できないと再発することが多いです。
治療法
硬くなった角質部分をメスやハサミなどで削り取ります

巻き爪

巻き爪は爪甲が両側縁に向って深く弯曲している状態をいい、痛みを伴う場合は陥入爪と呼びます。食い込んだ爪によって皮膚に炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こします。
治療法
コットンパッキングやテーピング、爪甲除去、抜爪
保険適応外ではペディグラスやコレクティオによる爪矯正

いぼ

皮膚に表面から盛り上がった小さなできものです。いぼの中で最も多いものは、ウィルス感染でできるいぼで、尋常性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれます。小さな傷からウィルスが入り込んで増殖し、周りの皮膚やほかの人にうつる場合があります。

治療法
液体窒素療法 10日~2週間おきに治療します

ヘルペス・帯状疱疹

ヘルペスはヘルペスウィルスの感染により唇や顔、性器などに水ぶくれができる病気です。直接的な接触のほか、体の中に潜んでいたウィルスが、ストレス風邪、疲労などの免疫力低下により再発することがあります。

帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によっておこります。一度水ぼうそうにかかると、神経の中にウィルスが潜伏した状態になっており、疲労やストレス、免疫力の低下などがきっかけで、神経を伝って皮膚に出てきて発症します。左右のどちらか一方に、赤い湿疹や水ぶくれ、痛み、かゆみを生じます。合併症として帯状疱疹後神経痛といって、皮膚症状が治った後も、痛みが長く続く場合があります。
帯状疱疹の原因

治療法
抗ヘルペスウィルス薬の内服、外用、点滴
帯状疱疹後神経痛には内服薬で痛みのコントロールを行います
注意)帯状疱疹は他の人にうつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児には水ぼうそうを発症させる可能性がありますので、小さなお子さまとの接触を控えましょう。