また、夕方から就寝中は副交感神経が優位となり、かゆみが増悪するといわれています。症状が強い方は抗ヒスタミン薬を内服し、かゆみを軽減させ治療をしていきます。ただ、副作用として集中力や判断力、作業能率の低下がみられる場合があり、個人の体質や薬の種類によってその状態の起こりやすさには差があるため、車の運転をされる方や、危険を伴うような仕事に従事される方は医師にご相談ください。
自宅でできること
1, お薬は正しく使いましょう
2, 皮膚を清潔に、爪は短く(汗や花粉、ほこりなどが付着していると悪化の原因に)
3, お風呂はぬるく、短く(熱いお湯はかゆみをupさせます、長時間の入浴は皮脂を減少させ体を乾燥させます)
4, 刺激の少ないものを身に着ける(下着は綿のものがいいでしょう)
5, お掃除はこまめに(ホコリやダニは悪化する原因の1つです)
※当院ではステロイドを使用しない治療をご希望の方、脱ステロイド希望の方、ステロイド抵抗性の方を対象にアトピー専門外来を設けています(完全予約制)。詳しくはアトピー外来予約のページをご覧ください。